西安、武漢の大学を経て、2024年夏に山東大学に着任しました。本学では、日本概況、写作、会話などの科目を担当しています。

教師になる前は、開発援助の実務と研究に長らく従事していました。これまで、アジア、オセアニア、ヨーロッパ、北米の多くの街で生活しました。済南は、緑も豊かな「コンパクト・シティー」で、ここでの暮らしをとても気に入っています。

大学・大学院では、国際法・開発法学と国際関係論を専攻しました。発展途上国の社会経済開発に関心があり、貧困、教育、環境、ジェンダー、労働等々、幅広く学びました。最終的には、国際労働法と比較防災法を主要研究領域とし、当該関連法の制定及び実施を所掌する国際機関刊行の調査レポートなども執筆しました。

学部時代は、編集者、翻訳者などの仕事で生計を立てながら大学に通いました。そのときの経験が、いまの教師の仕事に少なからず役立っていると自分では思っています。

我先后任职业于西安和武汉的大学，于2024年夏加入山东大学任教。目前在校内主要负责《日本概况》、《日语写作》以及《日语会话》等课程。

在步入教师行列之前，我长期致力于开发援助领域的实务工作与学术研究，并曾旅居亚洲、大洋洲、欧洲及北美的众多城市。济南是一座绿意盎然的“精致之城”，我十分享受这里的生活。

在本科与研究生阶段，我主修国际法、发展法学与国际关系学，研究兴趣始终围绕发展中国家的社会经济发展，广泛涉猎贫困、教育、环境、性别与劳动等诸多领域。最终，我将国际劳动法与比较防灾法确定为核心研究方向，并曾为相关主管国际机构撰写了关于这些法律制定与实施情况的调研报告。

大学期间，我凭借从事编辑、翻译等工作来维持学业。我深感这段经历为如今的教学工作打下了坚实的基础。